CH.MONTROSE シャトー・モンローズ
産地/フランス
1778年、カロン・セギュール候の領地の一部をエチエンヌ・テオドール・デュムランが購入した。その土地は春になるとヒースの花が咲き、丘一面薔薇色になることから、モンローズ「薔薇色の丘」と名付けられることとなる。息子の代にはモンローズはメドックで2級に格付けされる。1866年にシャトーの所有者はデュムラン家からマチュー・ドルヒュスへとなり、シャトーの大改修が行われる。従業員の労働環境まで改良された記録も残っている。彼の死後、1877年、シャトー・コス・デストゥルネルやシャトー・ポミーの所有者であるジャン・オスタンのものとなり、1896年にオスタンの娘の夫ルイ・シャルモリューへ売却され、家紋が現在のラベルに使われるようになった。