1893年最良のヴィンテージとして名を残すほどの年だったが、ジャン・フルコー・ローサックが他界、彼の子供が引き継いでいくが、1927年に家族経営から会社組織化した。1947,1948,1949年は素晴らしい連続したヴィンテージとなる。1960年~1970年代はたいした成果を上げず、1980年代にはワインの品質を安定させ、その後1990年までフルコー家が経営に関わりましたが、1991年に、ピエール・リュルトンにシャトーの経営を任せ、ワインの品質をさらに向上させる。1998、1999、2000年はシュヴァル・ブラン最上のワインに仕上がった。そして1998年、シュヴァル・ブランはついにベルギー人の実業家であり、ワインコレクターとしても知られたアルベール・フレ―ルと「LVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・エ・ヘネシー)」の社長であるベルナール・アルノーの手に渡り現在に至っている。彼らはシュヴァル・ブラン独特のテロワールを最大限に引き出そうと、努力を惜しまなかった。結果、今まで以上にボルドーで最もエキゾチックで個性的なワインとなった。最近のヴィンテージは、五大シャトーよりも高い金額で取引されている。